3X-07
AODVルーティングプロトコルの拡張による安定した通信経路の検討
○内藤 奨,三好 力(龍谷大)
近年、無線通信技術の発達と端末の小型化によって、無線端末を利用したアド ホックネットワークの構築が可能になっている。アドホックネットワークは無線 基地局などを介さずに端末間のみで構築することから、大規模災害時や無線基地 局の故障において有効な通信手段となる。
アドホックナットワークの既存のルーティングプロトコルでは、通信端末の無線 通信可能範囲内に存在する端末を選択し通信経路を構築するため、高速で移動し ている端末を選択してしまいすぐに通信が切れてしまう可能性があった。
本研究では、各端末間の移動速度を考慮することで安定した通信経路の構築がで きるルーティングプロトコルの研究に取り組む。

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