3W-08
可視光通信のソフトウェア無線技術による適応制御に関する検討
○片山風人,矢向高弘(慶大)
近年無線通信は目覚ましい発展を遂げたが,高度交通システムなど応用先に関して未解決の課題は多い.現状でドライバーに対して十分な情報を提供しきれていないVICSを補強する高度交通システムとして,全国に普及したLED 信号機・標識を情報発信源とする可視光通信の研究が盛んに行われている.しかし,信号機は設置場所が屋外であるため太陽光による外乱や光源同士の干渉により伝搬環境等が頻繁に変わるため,安定した通信実現が難しい.本研究では,可視光通信にソフトウェア無線技術を応用することにより,動的に変化する伝搬環境に対し,その都度最も効率がよい通信方式を選択するシステムを提案し,その評価を行った.

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