3W-02
コンテンツ配信DTNにおけるストレージポイントと巡回移動型ノードの転送知識構成法
○岡本一晃,高見一正(創価大)
近年、地域及び時間に限定されたコンテンツ(例えば、地域新聞、工事情報、チラシ広告など)が電子化され、配信されることが一般的になってきている。これらのコンテンツをサーバで集中管理し、広域ネットワークを経由して配信する方法は広範囲、遠距離に対して送信する場合は効率が良いが、近距離に限定して送信する場合は広域ネットワークを経由するオーバーヘッドの割合が大きくなる。本稿では、巡回移動型ノードとストレージポイントを中継してコンテンツを特定の地域に配信するDTNを提案する。具体的には、各巡回移動型ノードに移動経路情報であるカバーエリアを定義し、そのカバーエリアの比較により宛先へ転送を行う方式を提案した。また、巡回移動型ノード同士の転送を補助するため固定の中継端末であるストレージポイントを配置する。

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