3V-07
「ながらスマートフォン」状況下での衝突事故防止のための障害物検知手法の提案
○平川哲也,小倉加奈代,ベッドバハドゥール ビスタ,高田豊雄(岩手県大)
歩きながらスマートフォンを操作するいわゆる歩きスマフォに係る事故件数が年々増加傾向にある。携帯電話会社や自治体は注意を呼びかけているものの,転倒や他の歩行者との衝突が後を絶たず,死亡事故も発生している。NTTドコモは歩きスマフォを検知して警告するアプリを提供しているが,導入は任意であり日常的に歩きスマフォをするユーザが導入する期待は薄い。そこで、衝突の危険があってはじめて警告する機能であればより多くのユーザの導入が期待できると考えた。本研究では,歩きスマフォの危険性を軽減するため,スマートフォンのカメラおよび加速度センサを利用して障害物を検知し,利用者に衝突の危険を通知,回避を促す手法を提案する。

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