3V-04
劣悪な通信環境を考慮したIEEE1888の拡張機能の提案
○川田駿祐,笠谷昇平,塚田晃司(和歌山大)
近年、センサが安価になったことにより、様々な分野・場所でセンサが用いられている。また、センサを管理する規格としてIEEE1888が標準化され、環境モニタリングやBEMSなど幅広く活用されている。しかし、IEEE1888システムは良好な通信環境に設置しなくてはいけないため、通信が頻繁に切れるような環境にあるセンサに対応できない。本研究では、この問題を解決するためIEEE1888にDTN機能を追加し、劣悪な通信環境にも対応できるIEEE1888システムを提案する。手法としてはIEEE1888の機能であるゲートウェイにセンサデータの蓄積機能及び複数ゲートウェイの経由機能を追加する。これにより、ゲートウェイが移動して劣悪な通信環境にあるセンサデータを収集することが可能となる。

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