3T-03
個人間分散バックアップにおけるブロックデータの重複排除手法
○石田大明,打矢隆弘,内匠 逸(名工大)
現在、災害の発生によるデータ消失に備えるためにバックアップの需要が高まっている。堅牢なバックアップのためには、地理的に分散してデータを保存する分散バックアップが必要である。分散バックアップにより、災害の発生時にもデータが消失する可能性が低くなる。既存のユーザ間分散バックアップシステムは低コストで運用することが可能であるが、所要時間、即時性などに解決すべき問題点が存在する。この問題点の解決を目標とした先行研究として、エージェントを用いたユーザ間分散バックアップシステムが存在する。本研究では、ブロックデータの重複排除手法を新たに提案し、これをシステムに組み込むことでバックアップデータの容量削減を目指す。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について