3T-02
危険要素抽出の高精度化に基づく高安全知能システムの構成
○大河原茂樹,亀山充隆(東北大)
我々の身の周りの実世界環境には多様な危険が存在する.そのため,種々の危険要素の抽出に基づき人間にふりかかる危険を事前に検出し,警報を与える高品質な高安全知能システムの開発が期待されている.高安全知能システムは,危険要素を抽出し統合するという段階を経て最終的に警報を与えるというプロセスからなる.高安全知能システムを構築するにあたり,危険要素が存在するときはできるだけそれを見逃す確率を小さくすることが求められる.そこで本稿では,入力画像に対して,複数種類の特徴量により得られた認識結果を論理和などにより組み合わせることにより危険要素抽出の高精度化を達成する手法を提案し,その評価を行う.

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