3R-06
画像認識のためのマハラノビスフィッシャー符号化法の提案
○松澤知己,武井 渉,加藤 毅(群馬大)
画像識別問題はコンピュータビジョン分野において中心的な課題の一つとして,多くの研究がなされてきた.画像識別において SIFT などの局所記述子を符号化して統計的パターン認識の枠組みにあてはめる方法が一般的で,符号化の中でもFisher vector と呼ばれる手法が最も成功している.一方,局所記述子の分布は部分空間に集中しているため,ユークリッド距離による符号化は最適とはいえないことが分かっている.本研究ではマハラノビスフィッシャー符号化という新しい符号化法を提案し,画像識別実験によって従来のフィッシャー符号化との比較結果を示す.

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