3R-03
不応性を有する自己組織化特徴マップによる類似画像検索--- 類似度の計算方法変更による検索精度の向上 ---
○中島秀人,長名優子(東京工科大)
本研究では、不応性を有する自己組織化特徴マップによる類似画像検索において、特徴量の類似度の計算方法を変更することで検索精度の向上を目指す。従来の不応性を有する自己組織化特徴マップによる類似画像検索では、画像をキーとして検索を行うことができ、1枚の画像をキーとした検索だけでなく、複数の画像をキーとした検索、画像の一部をキーとした検索なども行うことができる。しかし、特徴量の類似度を計算する際にユークリッド距離を用いているため、共通する特徴が存在しなくても距離が小さな値をとり、類似されていると判断されてしまうことがあることがあるため検索精度が低くなってしまうという問題がある。提案システムでは、共通する特徴が存在することを重視した類似度の計算を行うことで、検索精度の向上を目指す。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について