3Q-09
多様な時間表現の解釈に基づく言明の抽出と整理
○坂口智洋,黒橋禎夫(京大)
近年のWebデータの発達に伴い、情報推薦や意見分析などの自然言語処理技術が発展してきた。しかしインターネットの普及から15年以上経ち、Web上には現在の視点からは古い言明も多く存在するようになり、全ての言明を同質に扱うことによる弊害も生まれてきている。例えばあるトピックに対する論点や賛成・反対表現の分布は時間とともに変化するため、時期ごとに言明を分けて分析し、比較・議論する必要がある。本研究では文章中に含まれる多様な時間表現を解釈し文中の言明を1つの時間軸に並べた上で、現在を生きる人々の目線から情報の整理を行う。

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