3Q-08
名張市住民意識調査のテキスト分析と評価
○今井 潤,宇田隆幸(近畿大高専)
近年、多くの自治体が住民意識調査を実施している。調査目的は「住み心地の向上を行うことで、人口増加を達成すること」にある。しかし、地方自治体の調査方法は年齢・性別・居住地域などの属性に分類した標本調査であり、アンケートによる志向性分布調査に終始している。このため,定量分析に基く方式が中心であり,定量的/定性的な分析を手法は僅かである。本研究では、アンケートの質問項目(定量回答)および自由記述回答(定性回答)の双方に着目して、永住希望に関して肯定的な回答者と否定的な回答者の集合に分ける。各集合ごとに,自然言語解析を実施して,各々の特徴を抽出する。そして,特徴抽出結果に対する有効性を示す。

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