3P-02
分類写像による魔方陣の数え上げについて
○山田穂高,山本修身(名城大)
5×5の魔方陣までは個数が解明されているが,6×6の魔方陣の個数はまだ範囲のみで正確な個数は求められていない.また,6×6の魔方陣は個数が膨大なため1つずつ数え上げるのは現実的な時間内では不可能である.そこで,数え上げる方法としてZDDを用いる方法を選択した.しかし,今度はZDDを作成する段階でメモリが足りなくなるという問題が発生した.そこで,一度にすべての魔方陣を数え上げるZDDを作成するのではなく,いくつかの方法で魔方陣を分類し,その分類した中の魔方陣の数を数え上げる方法を考えた.本研究は,その分類方法の提案と,分類を用いた場合のZDDの作成方法についてまとめた.

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