3L-03
形式的ソフトウェア合成手法における部品の充足を考慮した合成手順
○熊谷 恒,織田 健(電通大)
我々は仕様と実装からなる細粒度部品が登録されたリポジトリから、新規要求を細分化した形式的モデルをキーとして検索を行い、得られた部品群を結合することで高信頼ソフトウェアを合成する手法の確立を目指している。この手法は一つの細分化要求に対し複数の部品が検索によって得られ、部品が割り当てられなかった細分化要求に対しては利用者の手で実装の記述を補完する必要がある。本発表では、検索により得られた部品群からより多くの細分化要求を充足するように結合に使用する部品群を決定し、また不足部品に対しては仕様の可読性を向上させ、他の部品との整合性を確保した上で利用者に提示することで、部品の充足を考慮した合成手法を提案する。

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