3L-01
アジャイル開発において最大効率で仕様変更を行う事を目指して
○三薗義隆(広島市大),大場 充(元広島市大),島 和之(広島市大)
ソフトウェアの開発手法は古くから様々な物が提案されており、アジャイル開発手法もその内の1つである。アジャイル開発手法は変更要求に強いという特徴から必要性が説かれているものの実際の現場ではあまり採用例が多くない。そこで本研究では、採用を妨げる要素として繰り返し工程の増加によるコスト増があると考え、これを削減するために形式的アプローチを試みる事にした。本研究で扱う具体的な項目として「社会的変化による仕様変更」を想定し、これに対して仕様変更を最小に抑える方法を提案した。方法としては、「判断木」というモデルを導入し、前提条件を入力として与え、出力として「変更箇所の仕様」を受け取るという流れで実現する。

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