3K-06
ロボット応用のためのROS準拠FPGA画像処理コンポーネントの基礎設計
○山科和史,大川 猛,大津金光,横田隆史(宇都宮大)
ロボットシステムにおける消費電力の制約は大きく,高性能のマイクロプロセッサを導入できないため
FPGAを用いた制御・処理のハードウェア化による処理性能の向上が期待される.一方,FPGAを用いた
ハードウェア回路の開発は開発コストが大きい.
一般にロボット開発は多岐にわたる分野によって成り立っており,高性能なFPGAによる処理を少ない開発コストで
ロボットシステムに統合する技術が求められている.
そこで我々はFPGAを用いた制御・処理を,ロボット用の基盤ソフトウェアであるROS(Robot Operating System)に準拠した
コンポーネントとして用いるための研究を行っている.
本稿では画像認識処理の一つであるラべリング処理をFPGA上で行い,
ROSのコンポーネントと連携するシステムの基礎設計について述べる予定である.

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