3K-02
FPGA上でのデュアルパイプラインを用いたBLOB検出
○野尻直人,孟  林,山崎勝弘(立命館大)
BLOB検出は、車載カメラ、道路標識認識、監視システムなどの分野で用いられている。本研究では、FPGA上で画像を上下に2分割し、デュアルパイプラインを用いてBLOB検出をリアルタイムで実現する。デュアルパイプラインとは、上下の画像に対してそれぞれパイプライン処理を並列に行うことである。BLOB検出には、画像データの読込み、ガウシアンフィルタ、2値化、ラべリング、BLOB解析から構成される。またラべリング処理を簡略化するために、ルックアップテーブル内でのみ各BLOBの連結成分を保存し、更新する。実験内容は各BLOBの個数、面積、重心を算出し、実行時間は0.06msを達成した。

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