3H-05
IPA情報処理試験を活用したシステム情報系学部生向け教育の試み
○廣重法道(福岡大)
ICT技術は社会インフラに欠かせない技術となり、金融・運輸・交通・食品・公共サービスなどあらゆる分野において必須となっている。
それに伴い、大学での情報処理系の学部・学科では、基礎数学、アルゴリズムとプログラミング、コンピュータとソフトウエア、ネットワーウ、データベース、セキュリティ、ソフトウエア開発手法、プロジェクトマネジメントなど多岐にわたる教育が必要となっている。学生は主に、学部の1,2,3年でそれらの講義を受け技術を学習するが、モチベーションを保つのはなかなか難しいのが現状である。
そこで、学生らの意欲を高めるために、IPA基本情報処理試験を目標とした施策を実施している。これは、希望者のみを対象に、非正規の講義であるが、正規の講義群との相乗効果も狙っている。
本稿では、実施の状況について報告する。

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