2ZF-06
相互採点を用いた能動的評価法の開発
○菊池祥平,大枝真一(木更津高専)
MOOCsによって世界中の人々が様々な授業を受けることができるようになった.それに伴い,大量の受講者のレポートや試験答案をどうやって採点するかという課題への取り組みが行われている.そこでは自動採点と相互採点という2つの採点手法が採用されている.相互採点とは自分の答案を採点してもらう代わりに,他の人の答案を採点するという方法である.我々の調査の結果,この相互採点が採点の手段のみならず,採点者自身の学習効果を期待できることがわかった.本研究では,MOOCsの採点手法である相互採点を,学習効果を高める手法として用いる.また積極的に相互採点を用いる授業形態を能動的評価法と定義し手法の有効性を検証する.

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