2ZF-03
論理値行列因子分解を用いた試験結果からのスキル構造の抽出
○清野真理子,大枝真一(木更津高専)
試験は学習者のスキルを測る手段として用いられる.試験の各設問には解くために必要なスキルが設定されており,学習者がそのスキルを習得していなければ各設問に正答することはできないように設問が作成される.その設問とスキルの関係は関係行列としてQ-matrixと呼ばれ,見識者によって定義されていた.先行研究では,試験結果から非負値行列因子分解(NMF)を用いてQ-matrixを自動的に抽出する試みがなされている.本研究では,Q-matrixを論理値行列因子分解(BMF)を用いて抽出する.さらに,BMFの潜在変数の数をモデル選択MDLを用いて自動的に決定する.

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