2ZD-09
入退出カードのログやネットワーク接続情報を用いた部屋利用状況の未来予測
○野本聡史,西脇雅幸,竹島 亮,長尾 確(名大)
人間の行動を予測することには様々なメリットがある。例えば、相手の現在の状況を予測することで、適切なコミュニケーション手段を選択することができる。こうした目的のために、行動を予測する研究が数多くなされている。本研究では、同じ組織内での円滑ななコミュニケーションをとることを目的として、部屋への入退出時に利用するICカードのログやその部屋のLANへの接続情報などを利用し、機械学習を行うことで、ある人が未来のある日時にある部屋にいるかどうかの予測を行う。また、その部屋の入り口に設置したカメラで 撮影した画像から正解データを作成して、予測の精度を計算することにより、本手法の評価を行う。

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