2ZC-06
HMDを用いたドライビング練習システムの作成
○潘 為淵,筧 捷彦(早大)
日本は世界においても自動車の所有台数が多く、重要な交通手段の一つとして人々の生活を支えてきた。一方、交通事故の全体の約9割は自動車によるものであり、自動車の安全運転は問題となっている。慣れない車での運転、久しぶりの運転、事故になりやすい場所の不注意など、原因は様々である。そうした問題の対策として、ドライビング練習システムの必要性が感じられる。また、近年コンピュータ技術の向上により、Oculusやmorpheusを代表とするHMDの進化が著しい。360°の立体仮想空間の実現で、人々に今まで味わったことのない没入感を体験させることができた。特に現実世界での訓練のサポートとして、仮想空間のシミュレーションの効果が期待されるようになった。そうした背景を踏まえて本研究はHMDを利用した運転練習システムの作成を目標とし、それに伴う問題点の解決を目指す。

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