2ZA-09
RGB-Dカメラを用いたKJ法支援ソフトウェアの開発
○熊谷隼人,田村 仁(日本工大)
本研究では、プロジェクタスクリーンに投影されたカードを複数人で同時に操作することができるKJ法支援ソフトウェアを開発する。このシステムは、複数のユーザが同時に指で指し示すことでスクリーン上をポインティングし、画面に表示されているカードを任意に動かすことを可能としている。赤外線深度センサで取得した距離情報より、赤外線カメラから見てユーザごとに最も距離が近い点を指先座標とし、さらに顔の座標を検出し、顔座標と指先座標の延長線上とスクリーンの交点を計算する。顔の中心座標に連動して赤外線カメラの基点が左右にずれるようにすることで、深度センサ範囲内のどこからでもポインティングを可能とする。

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