2ZA-05
ぬいぐるみ装着型リラクゼーションロボットスーツを用いたタッピング動作による呼吸誘導
○髙原柚佳,井上竜一,岡本華奈,大川茂樹(千葉工大)
呼吸誘導とは,一定の呼吸リズムを提示することで人の呼吸を誘導しリラックス状態に導くものとされている.我々は,親が子どもをあやすことで自らも眠くなるように,自らが呼吸を提示することでも呼吸誘導が行えるのではないかと考えた.開発したぬいぐるみ装着型ロボットスーツを用い,指定したリズムをタッピングすることで呼吸誘導が導けるか実験を行い,またその時のリラックス状態にも着目した.実験では,平常時,タッピング時それぞれの状態の変化に着目した.各状態の脈拍数,心拍数,呼吸数を比較し,タッピング動作との関連をみた.また,心的評価方法として,ビジュアルアナログスケール(VAS)とSD法を用いた.