2ZA-01
モバイル端末を入力デバイスとする拡張タンジブルの提案
○伊藤 諒,鈴木啓太,澤野弘明(愛知工大),土屋 健(諏訪東京理科大),小柳恵一(早大)
本研究ではモバイル端末を入力デバイスとした拡張タンジブルを提案する.タンジブルとはMITの研究グループにより提案された音などの形のない情報コンテンツを直接触れることを可能にした,実体感のあるインタフェースである.しかし,触れることができるコンテンツはあらかじめ決められているため,ユーザが創造した情報は付加できないという課題がある.そこで我々は入力デバイスにモバイル端末を利用することで,ユーザが自由な創造を行える拡張タンジブルを提案する.提案システムでは,テーブル型ディスプレイの上に置かれたモバイル端末を認識し,相互通信を行うことで情報共有を行う.本稿では提案システムの試作を行い,今後の課題を挙げる.

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