2Z-08
多言語専門知識伝達サービスを利用した学習者の理解度分析
○鈴木 宏,菱山玲子(早大)
各国固有の専門的知識,ノウハウや文化の情報を他国の人々に伝達する,ないし,各国の人々が協同して専門知識の補完的共有を行う場面が増大している.こうした場面の増大に対応し,機械翻訳サービスの利用場面が増大する一方,知識伝達の失敗リスクも増大している.そこで本研究では,母語の異なる学習者への機械翻訳サービスを用いた専門知識の伝達効果に注目し,専門知識伝達における学習者の理解度評価方法を考案すると共に,専門知識の伝達を行う際,どのような伝達方法が効果的かを明らかにする.研究では,多言語チャットと専門用語コーパスを併用したシステムにより,専門知識の教示実験を行った.本稿では実験から得られたデータの分析・評価結果を報告する.

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