2Z-05
多地点マルチメディア会議システムにおける視線共有方法の検討
○王 雅文,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
同一の映像を多地点で共有しながらコミュニケーションを図るマルチメディア会議システムを想定し、各参加者が注目している箇所を共有することで協調作業を支援する手法を検討する。
注目箇所を会議参加者で共有することで、他の参加者が興味を持っている箇所を可視化することができ、相互理解を促進する効果が期待できる。注目箇所の取得には赤外線による視線追跡センサを用いて、時系列での注目箇所の推移を記録する。可視化にあたっては、視線の軌跡を表示する手法であるeye gaze plotと、視線の累積滞留時間を表すことのできるheat mapを併用して、注目の度合いと時間推移を参加者別に認識可能な表示を目指す。

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