2Y-04
デザイナの経験に則した曲線の再構築方法
○多喜大祐,西井美佐子,斎藤隆文(農工大)
工業製品の意匠形状に含まれる曲線部分をCADを用いてデザインする場合,曲線の生成や編集の操作過程が,プロのデザイナの経験や直観にそぐわないことがある.
本研究では,その一例として,曲線の「再構築」という操作に着目する.再構築とは入力された曲線の形状をできるだけ変えずに,制御点と次数を任意の数に自動変換する操作である.しかし,再構築の結果得られた制御点群の配置は,デザイナの意図とは離れたものになる.たとえば,制御点同士が不自然に隣接したり,点列が波うったりする.これらは,デザイナの経験則やデザイン指針に反したものである.本研究では,これらの欠点を修正し,デザイナの経験に則した再構築方法を提案する

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