2X-07
プローブデータを用いたサグ部とヒヤリ・ハット地点の3次元道路情報の生成に関する研究
○外山 諒,田中成典,上谷弘平(関西大)
スマートフォンやCANロガーなどの車の運転情報を取得できる機器が普及し,これらの機器から取得したプローブデータの活用が注目されている.サグ部や事故などでの渋滞発生の検知,ヒヤリ・ハットの警告などに活用できるプローブデータはデジタル道路地図(DRM)などと組み合わせることで活用の幅が広がる.しかし,DRMには道路の高さなどの情報が含まれていないため,位置情報のみを組み合わせた経路案内や渋滞情報への活用にとどまっている.そこで,本研究では,CANロガーから取得できる運転情報を用いて,DRMに含まれない高さの推定を行い3次元道路情報を生成する.それによって,サグ部やヒヤリ・ハットの地点の検出も行う.

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