2X-04
劣悪な通信環境における多様なセンサデータを利用した道路状況監視システム
○伊藤健太,平川 剛,柴田義孝(岩手県大)
日本では地震や土砂災害などの自然災害,降雪や路面凍結による交通障害や交通事故が多発している.災害発生時には広範囲で迅速な状況把握や監視が必要である.また,平常時の通勤通学や災害発生時における災害対応や被災地支援において,目的地の状況把握や目的地までの道路状況把握は重要である.加えて,センサデータ収集技術や無線ネットワーク,DTN,ITSなど様々な技術が発展し注目を集めている.本研究では,これらの技術を組み合わせ,劣悪な通信環境を考慮しセンサデータを用いた複数車両による道路状況監視システムを構築する.このシステムにより,複数センサデータを収集,選択,利用した道路状況監視,車両間での情報共有,ウェブアプリケーションによる情報提供を実現する.

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