2X-02
千葉県における中間処理施設の最適立地に関する研究
○Sarinya Sala-ngam,鈴木邦成,豊谷 純,若林敬造,渡邊昭寛(日大)
 近年、循環型社会の構築に大きな注目が集まっているが、それにあわせて企業活動と環境との関係もその重要性が高まりつつある。廃棄物処理などをめぐる静脈ビジネス市場は今後、より一層の拡大を遂げる方向にある。関連業界の期待もきわめて大きいといえる。企業にとって産業廃棄物を適正に処理していくことがきわめて重要な意味を持つ時代となってきたといえよう。しかし産業廃棄物などを適正処理していくプロセスや段取り、あるいは静脈物流システムの戦略的な構築についての議論、考察は十分とはいえない。
 そこで、本研究では循環型社会の構築を意識しながら、産業廃棄物の一連のプロセスや静脈物流の戦略的な構築について、千葉県における中間処理施設の立地問題を事例として取り上げ、検証していくことにする。

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