2V-05
心肺蘇生術における姿勢アジリティを考慮した訓練システムの開発
○渡邊宏尚,土田 栞,皆月昭則(釧路公大)
医療者向け・一般向けにCPR(心肺蘇生法)の体験講習が実施されているが,心肺蘇
生には圧迫姿勢の技術的な訓練が必要である.米国の先行研究を調査すると,医
療者がCPRを実行した際に,適確な圧迫でなかったために救命率が低下したと
いう報告がある.よって,本研究では,これまで圧迫時の姿勢チェック訓練評価
が困難であった問題点に着目しシステムを開発した.システムには新型Kinect
for Windows 2の機器を制御する応用ソフトウェアを開発した.応用ソフトのイン
ターフェースには,訓練者の実施姿勢にAR(拡張現実)技術によってリアル評価
を得られるようにして,医療者と一般市民向けに公開して検証した.

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