2V-04
双指向性マイクロフォンを用いた最高血圧推定法
○石井一樹,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
本研究では、指向性マイクロフォンを用いた新たな血圧推定法を提案する。指向性マイクロフォンは圧力変化を検出する。マイクロフォンは表裏どちらかを密閉空間にすることで低周波を検出する事が出来る。このことを利用して身体の2点間で脈波を検出し、2点間の脈波伝搬の時間差からPulse Wave Velocity(PWV)を求め血圧の推定をする。検証実験として、被験者は14名とし、測定は安静状態で心臓と上腕が同じ高さになるように行った。また、測定と同時にリファレンスとして、右上腕で自動血圧計によって最高血圧を取得した。
その結果、PWVと最高血圧において、相関係数が0.63となった。

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