2U-08
観光地評価のための腕時計型心拍センサによる内面状態推定手法
○吉村 梓,打越大成,岩本健嗣,松本三千人(富山県大)
旅行の計画を立てる時、Web等で観光地の評価を参考にするユーザは多い。一般的に点数や文章で表される評価は主観的なものが多い。これらは気分の高揚や退屈感等の内面状態の違いが反映された結果と考えられる。そして内面状態が異なれば、生体反応の変化として現れる可能性がある。そこで生体情報と内面状態の相関性が分かれば、観光地で生体情報を計測することで、その観光地の評価や観光計画に利用出来る可能性がある。また近年は様々なウェアラブルデバイスが登場し、日常生活における生体情報の計測が容易となってきた。本研究では、スマートフォンとも連携可能心拍数が計測できる腕時計型端末に着目し、観光地における心拍数の変動と内面状態との相関性について調査した。

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