2U-01
クラウドセンシングを用いた突発的事象検出システムの提案
○山本泰史,黄 宏軒,川越恭二(立命館大)
 最近、カメラやマイク等から取得したデータを用いて事故や不審人物検出が行われている。特に、設置式センサを用いた事象(イベント)検出手法が提案されている。
 しかし、設置式センサを用いた事象検出には、事前に機材の設置が必要である。このため、センサが設置されていない屋外で発生した事象には対応できない。
 そこで、クラウドセンシングを用いた突発的事象検出システムを提案する。本システムは、日常生活で人々が使用しているスマートフォンに搭載されているGPSセンサ、加速度センサ、地磁気センサ、カメラを用いて、事故、事件等の様々な突発的事象の検出を自動的に行うシステムである。GPSセンサから事象発生位置、加速度センサから事象挙動、地磁気センサからユーザからの事象発生方向を推定する。

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