2T-01
動作中に構造が変化する進化型ニューラルネットワークによる自律エージェントの行動獲得
○広井香菜子,長尾智晴(横浜国大)
近年,自律エージェントの行動獲得に関する研究に注目が集まっている.自律エージェントの行動獲得に用いられる手法の1つとして進化型ニューラルネットワークが挙げられる.進化型ニューラルネットワークとは,進化計算を用いてネットワークの構造や結合荷重を獲得する手法である.しかし一般に,一度学習で得られた構造を変更する仕組みはない.そのため獲得した構造で対応できない環境におかれた場合,再学習を行う必要がある.本稿では,新たな環境に適応することを目指し,ネットワークの構造をエージェントの動作中に変化させる手法の提案を行う.実験では障害物回避問題に適用し性能の検証を行った.

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