2R-05
形式概念間の関係に基づく属性推定を利用した概念束の簡素化
○石榑隼人,武藤敦子(名工大),松井藤五郎(中部大),犬塚信博(名工大)
形式概念分析は、概念データを思考単位として、概念構造の明確化や事象の分析、データ可視化及びデータ依存関係などを明らかにするデータ解析手法である。形式概念分析では、概念が束構造を成すため、概念構造を図示により可視化することができる。しかしデータの増大に伴い、形式概念の数が急速に増大するため、概念構造の理解が難しくなる。したがって、概念構造の理解を容易にするために、形式概念の数を小さくして、概念束の簡素化を行う必要がある。本研究では、形式概念間の関係に基づく属性推定を利用して、概念束の簡素化を行う手法を提案する。

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