2Q-06
敬語文章変換システムの作成
○飛鳥井元晴,岸 義樹(茨城大)
本研究では、敬語表現への変換ルールを分からずとも敬語表現を用いた文章を使えるように補佐するべく、ユーザが入力した自然言語で書かれた日本語文章を敬語表現を用いた文章に変換するシステムの作成を行った。一般的な文章において、主語が自分側の場合は、相手にへりくだる謙譲語を使い、同様に主語が相手側の場合は対象となる相手を敬う尊敬語が使われる。本システムでは自然言語で書かれた文章の形態素解析結果を基に主語となる単語を特定し、主語が自分側か相手側かを判断することで、尊敬語と謙譲語のどちらを使うべきかを選択する。最後に決定された敬語の種類に従って単語の変換を行う。

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