2Q-04
議事録コンテンツを用いた次の発表のアウトラインの自動生成
○河合翔太,井上 慧,松原茂樹,長尾 確(名大)
研究活動の進捗などを発表する定期的な会議が行われている.このような会議の発表者は,過去の会議で行われた議論を踏まえる必要がある.本論文では,定期的な会議において,発表者が報告するべき項目を自動的に生成する手法を提案する.提案手法では,議事録コンテンツ中の発言記録・発表スライドから,発表者が次回の会議で進捗を報告すべき課題を,手がかりとなる表現や言い回しなどの言語的特徴を用いて抽出する.会議の発表者は生成された発表のアウトラインを確認することにより,過去の会議での議論を踏まえた研究活動,および,発表資料の作成が効率的にできる.研究室のゼミの議事録を用いた実験を行うことにより,本手法の有効性を確認した.

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