2P-07
撮影条件の変化に頑強な高精度ピクトグラムマッチング方式
○上西くるみ,青木輝勝(東北大)
画像マッチングを行うにあたり、現在、スケール変化や回転、明るさに不変なSIFTとそれを拡張したSURFなどが広く用いられている。SIFTやSURFは局所領域の特徴量を記述する方式であるが、これらを単純な画像(ピクトグラムなど)に適用すると、著しくマッチング精度が劣化してしまう。そこで、本稿では、CN(Characteristic Number)と呼ばれる形状記述子を基礎とした新方式を提案する。提案方式は、CN法と比較してピクトグラムに対する画像マッチングの認識率を上げ、処理時間を削減するものである。この方式は、標識やロゴなどの読み取り、携帯カメラとの連携アプリケーションに利用できる。

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