2P-04
数独の手書き解答画像に対する画像正規化と認識対象領域の抽出
○苗加悠貴,寺沢憲吾(はこだて未来大)
本研究では,デジタルカメラなどで撮影した数独(ナンバープレース)の手書きの解答画像に対して自動的に正誤判定を行うことを目的として,その前処理である,問題部分の画像の正規化と,認識対象となるマス目の領域の抽出を行う手法を開発する.本研究ではさらに,マス目領域の画像に対し,それが印刷された文字であるか,手書きで解答された文字であるかの判別を行い,全体システムの精度と利便性の向上を図る.印刷と手書きの判別にあたっては,印刷文字は常に同一の書体で印刷されるのに対し,手書き文字は筆記によるゆらぎが大きいことに着目し,一致率と孔の数によって,これらを95%を上回る精度で識別することを可能とした.

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