2L-10
再利用資産を利用した効率的なテストケース生成手法の提案
○北村宗大,岸 知二(早大)
近年、製品を構成するソフトウェアは大規模・複雑化しており、ソフトウェアの信頼性を確保するためにテストはより一層重要な過程となっている。しかしながら、時間的・コスト的な制約によって、開発プロジェクトが投入できるテストケース数には限界があるため、全てのテストを行うことは不可能である。そこで、本研究では再利用資産を利用した効率的なテストケース生成手法を提案する。具体的には、時間的・コスト的な制約が与えられたとき、再利用資産から得られた欠陥検出傾向を基に因子・水準の優先度付けを行い、最適化問題として扱うことでその状況下において高い欠陥検出効率が期待できるテストセットを導く。

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