情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

ソフトウェア・プロダクトライン(SPL)開発のドメインエンジニアリングでのコア資産のテストにおいては、想定される多様な製品群の動作を確認するために、フィーチャモデルで定義されたフィーチャの組み合わせに基づいてテストを行う方法が取られることがある。しかしながらフィーチャの組合せは一般に膨大であるため、フィーチャの選択にペアワイズ法の考えを適用する方法などが提案されている。本稿では、一般に設計上の制約を考慮すると、選べないフィーチャの組合せが存在しうることに注目し、さらにテストすべきフィーチャの組合せ数を減らす方法について考察する。