2L-06
ソフトウェア開発プロジェクト未経験者のための要求把握能力向上トレーニング手法の提案
○齋藤大輔,山浦恒央(東海大)
ソフトウェア開発プロジェクトを成功させるためには、要求仕様を正しく把握する必要がある。
本論文では、ソフトウェア開発プロジェクトの未経験者に対して要求仕様を正しく把握する能力を身に着けさせるためのプロセスを提案する。
本プロセスは2グループ以上を作成することが前提条件であり、次の7ステップで実施する。(1)各グループのリーダーに要求仕様を与える。(2)リーダーはグループに要求仕様を伝える。 (3)(2)を基に仕様書を作成する。(4)グループ間で仕様書を交換する。(5)(4)を基に作成しようとしているソフトウェアに関して議論する。(6)(5)に基づいて把握した仕様書の内容の発表する、(7)仕様書作成元の内容が正しく伝わったか確認する。
本プロセスの有効性を検証するため、3グループで講座を実施した。講座実施後、成果物およびアンケートの分析を実施した。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について