2K-04
仮想化環境におけるデータ再配置による動作HDD数制御による省電力に関する一考察
○若色 匠,谷貝俊輔,山口実靖(工学院大)
 近年,情報技術が普及しデータセンター等において多数のサーバ計算機が稼動するようになった.これに伴い,サーバ計算機の消費電力の増加が問題となっている.この問題に対する解決策の一つとして,アプリケーションの動作情報を用いてディスク上のデータレイアウトを変更し,HDDの消費電力を削減する手法がある.
 本研究では当該手法の仮想化環境下への適用について考察する.具体的には,仮想化環境にて TPC-Eを実行する環境において,各テーブルデータへのアクセス間隔を調査し,アクセス間隔の長いテーブルデータをまとめ HDD停止時間をどの程度確保できるかを調査する.また,スループットの低下はどの程度となるか, HDDの停止によるスループットの低下はどの程度かを調査する.

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