情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

ホストOSとゲストOSでの協調動作を目的として協調型仮想計算機モニタが研究されている。ホスト、ゲストともLinuxで実装を行う場合に比べて、ゲストをWindows等のクローズドOSを使用する際には、ゲストOSのデバイスドライバ開発が困難である。また、シリアルポートを使うことでOSの種類を選ばず実装できる。そこで本研究では既存のシリアルポートデバイスドライバを用いてOS間通信を行い、仮想マシンでの通信性能を評価する。さらに、Windows以外のゲストOSでの実装について考察をする。