2F-07
ウェアラブル端末による龍泉洞観光案内サービスの構築と評価
○蔡 大維(岩手県大)
本研究では、軽量小型のウェアラブル端末と管理システムを開発した[1]。このウェアラブル端末を体に装着するだけで、展示スポットに近づけると、自動的に音声解説を再生する。本稿は龍泉洞内の案内システムの構成と実証実験を紹介し、最後に利用者の反応と考察を説明する。われわれ研究グループが、龍泉洞において主にアメリカ人を対象に実施した「音声案内サービス」のアンケート調査結果では、ほとんどの利用者が絶賛していて、その潜在的な需要の多さや渇望している様子に驚かされた。アンケート調査結果から、訪日外国人観光客にとってより有用なコンテンツの調整・整備を行うことで、充分な満足を提供することが可能となる。

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