2C-08
店舗横断検索のための関係代数拡張の一考察
○清光英成(神戸大)
電子商店街の店舗業態はそのほとんどが小売である.小売という業態は,利用者が求める商品を扱うことはもとより,商品の仕様や他の関連製品との位置づけのような商品の情報ならびに利便性を提供することで対価を得る.電子商店街において利用者は電子商店街が用意した検索システムにより目的の商品を見つけることができる.また,単一の商品に対してある側面(価格や評価など)から整列することができる.これに加えて,「複数種類の商品を同じ店舗で購入したい」あるいは,「指定した店舗数で購入したい」といった要求を満足するような整列や検索結果の表示方法が提供できれば有用である.そこで,本論文はこのような要求に応えるための検索方法を関係代数を拡張することにより提案する.

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