2B-01
モデル駆動開発とテスト駆動開発を統合する仕様記述方法の提案
○濱野義満,銀林 純(富士通)
これまで、モデル駆動開発とテスト駆動開発は、全く相対する別々の開発手法のように取り扱われてきた。今回、エンタプライズ系業務アプリケーション向けに、システムの「仕様」と操作の「シナリオ(テスト)」を、1つの仕様記述言語用いることで、統一的に記述する方法を考案した。日本語等の自然言語を一切用いず、仕様記述言語を用いることで、文法的な整合性の確認を自動的に行うことができる。さらに、実行可能な仕様の情報であるため、仕様アニメーションによる論理的な仕様のテストが可能となる。これまでの自然言語の曖昧さや記述ミスなどの問題を解決し、プログラムコードやテストコードの自動生成などにも応用出来る。

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