2A-05
組込み機器向け複数OS同時実行におけるメモリ保護の一検討
○高橋由梨香,東山知彦,出原章雄,落合真一(三菱)
従来,1OSあたり1つのH/Wで構成されていたが,近年では,仮想化技術の発展により1つのH/Wで複数OSを同時実行可能となってきている。マルチコアを用いて複数OSを動作させる際の検討課題の一つに,メモリの保護が挙げられる。課題の解決には,H/Wのサポートによる仮想化支援機能(以下HAV)を用いる方法が存在するが,組込み向け機器ではHAVを持たないH/Wが多い。そこで今回は組込み向けとしてHAVを持たないH/Wの使用を想定し,メモリの保護を実現するための検討を行った。本発表では,その内容を発表予定である。

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