1ZD-05
災害時における帰宅困難者支援システム
○藤本 侑,日吉久礎(青学大)
東日本大震災では、直接的な被害はもとより、首都圏では大量の帰宅困難者が発生し、大きな社会問題となった。本研究では、大規模災害に引き続いて発生する帰宅困難者問題を軽減するために、携帯情報端末を活用した帰宅困難者支援システムを構築する。このシステムでは、帰宅困難者が持つ携帯情報端末から位置情報をサーバが収集・分析することにより、道路の混雑・不通状況を推定する。その結果、ユーザは通行困難になった、あるいは修復された道路に関する情報をリアルタイムに共有することができる。得られた道路情報は、地域の混雑緩和およびユーザの安全性向上を目的とする移動経路の生成に利用する。

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